製品:ドロップレット・ジェネレーター

エマルジョンによるアッセイの優位性

生命科学研究、創薬研究においてマイクロプレートを用いたアッセイが汎用されている。しかしこのマイクロプレートを用いたアッセイはウェルに含まれる解析対象以外の細胞、細胞断片、核酸、タンパク質などの夾雑物の存在が、バックグランドノイズの上昇、感度の低下、偽陽性の発生などの影響をもたらす。
マイクロプレートのウェルの体積は約100μlだが、直径50umエマルジョンの体積はその100万分の1の約100plと微小区画となる。微小区画であるため、その中に含まれる夾雑物の絶対量は劇的に少なくなり、結果、解析精度が向上する。同時に液量(体積)が少ないことにより反応に要する時間や必要な試薬量なども減少し、コストの削減、スループットの向上も実現される。例えば10の6乗個の反応実験を行う場合、ウェルプレートの場合384ウェルプレートが2600枚も必要であるが、エマルジョンであれば、10の6乗個のエマルジョンは1本のコニカルチューブに収まる量である。

エマルジョンによるアッセイの優位性

しかしながら、任意の大きさのエマルジョンを均一且つ簡単に作製できる装置は市場にない。よって当社はOn-chip Sortに用いるマイクロ流路チップを活用し、これを可能とするエマルジョン作製装置 On-chip Droplet generatorを開発した。


“On-chip Droplet generator”

図5

On-chip Droplet generatorの特長

安定かつ均一な液滴(エマルジョン)を作製

弊社独自のマイクロ流路チップを使用することで、安定かつ均一な液滴を作製することができます。

液滴に細胞や遺伝子を封入可能

サンプルに細胞や遺伝子を懸濁して液滴を作成すると液滴に細胞/遺伝子が封入されます。同時に試薬も封入することができます。

容易な圧力制御により駅逓のサイズを調整可能

サンプルやオイルにかかる圧力を制御することにより、作製する液滴のサイズを調整できます。

図3

図4

On-chip DropletgeneratorとOn-chipSortで広がる研究領域

On-chip Innovation
On-chip Sortによるw/oエマルジョンソーティング

図6

On-chip Droplet Generator とOn-chip Sort で拡がる研究領域
●細胞・細胞構造体・菌体粒子等のカプセル化と目的細胞のソーティング
●cDNA/ペプチド/化合物ライブラリーのカプセル化及びスクリーニング
●ドロップレットデジタルPCRと目的の遺伝子の検出など(エマルジョン内PCR)