よくある質問:「チップ」の検索結果

Q:なぜマイクロ流路チップ型の装置を開発したのですか?

従来のフローサイトメーター/セルソーターは流路は固定型です。
固定型の流路のため、測定のたびに流路洗浄が必須、洗浄不足によるコンタミネーションのりクスや煩雑なメンテナンスが必要でした。またその細胞分離方法は、大量の液滴を高速で作り、その液滴に1個以下の細胞が含まれるようにし、液滴に帯電させ、帯電した液滴が電極板に引き寄せ、回収リザーバーに液滴が衝突し、細胞を回収するという方法です。この方法は非常に複雑で、専任のオペレーターが必要で、且つ、回収細胞にダメージをもたらすものです。
これらの従来装置の課題を一気に解決するには、フローサイトメーター/セルソーターにマイクロ流路チップに採用すればよいと考えました。交換型のマイクロ流路チップにより、流路洗浄不要、コンタミネーション・フリーが実現でき、マイクロ流路の流れを制御する細胞分離方法により、細胞にダメージがないからです。
このマイクロ流路チップは日本が最先端の技術をもつ精密金型技術と微細射出成形技術によって実現しております。
弊社の技術の特徴などは弊社のWebのテクノロジーをご覧ください。

Q:使い捨てチップ(プラスチック製)を使用することで感度は悪くならないのですか?

使い捨てチップを用いることによって、クロスコンタミネーションフリーが実現し、
通常のフローサイトメーターでは若干感度は下がりますが、
レーザー透過性の高いプラスチックを使用しているのでFITC 200 MESF以下を実現しており、
通常使用するには問題ありません。

Q:使い捨てチップを使用することでのメリットは何ですか?

使い捨てチップを用いることによって、クロスコンタミネーションフリーが実現し、
通常のフローサイトメーターでは扱うことが難しいバクテリアや
感染性のあるようなSampleも扱えます。
また、コンタミネーションを最小限に抑えるため、ソーティグ後の培養も容易です。

Q: On-chip Sortで血液中循環腫瘍細胞(CTC)を検出する事は可能ですか?  また、分取出来るCTCの数はどの程度から可能でしょうか?

CTCを細胞表面マーカー等で検出する事が出来ます。                   On-chip Sortではチップのサンプルホルダー容量に制限があり、4mlの全血を出発材料とし前処理でCD45陽性の血液細胞を取り除きます。その後に上皮性の細胞マーカー等を利用してCTCの検出・分取をおこないます。上皮性マーカーとしてはサイトケラチンやEpCAMが良く使われるメーカーでしたが、それらの発現が無いCTCや、上皮間葉転移(EMT)によってそれらの発現が低下している場合があり、ビメンチン等のマーカーも利用されています。
On-chip SortのCapture Limitは4mlの全血液中1.4±0.2個となっています。

Q:どのくらいの大きさのサンプルを流せますか?

使い捨てチップの流路が80 μmなので、だいたい30~40 μm以下のサンプルであれば
細胞塊なども流すことができます。
また、最小検出サイズは0.5 μmです。